体が硬い原因はストレッチ不足ではない? 柔軟性UPの新常識とは
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門前仲町のパーソナルジム、nicoriGYMです。
今回は身体をしなやかに使いこなす=柔軟性を高めるためにはストレッチと運動、どちらが良いのか?について、それぞれの観点でご紹介させていただきます。
柔軟性UPにはストレッチ?それとも運動?

「体が硬いから、もっとストレッチをしないと……」 そう思って、一生懸命ストレッチをしているのに、なかなか柔軟性が上がらないと感じたことはありませんか?
実は、柔軟性を高めるにはストレッチだけでは不十分な場合があります。 柔軟性とは、単に筋肉が伸びることだけでなく、「広がった可動域をコントロールできること」が重要だからです。 そのため、ストレッチと同時に 運動によるモーターコントロール(神経伝達の向上) を取り入れることが、実際に使える柔軟性を高めるカギとなります。
では、ストレッチだけでは不十分なのはなぜなのか? どのようにすれば、しなやかに動ける柔軟性を獲得できるのか? この記事では、柔軟性を高めるための具体的な方法を詳しく解説していきます。
ストレッチの役割と限界

ストレッチには、筋肉を伸ばしやすくする効果や、リラックス、血流促進といったメリットがあります。 運動前のウォーミングアップや、運動後のクールダウンとしてストレッチを取り入れることで、筋肉の柔軟性を高めたり、疲労回復を促したりすることができます。
ただし、ストレッチをして可動域が広がったとしても、それをコントロールできなければ、すぐに元に戻ってしまうこともあります。 柔軟性とは、単に筋肉が伸びることではなく、関節や神経の働きとも深く関わっています。
例えば、開脚ストレッチで脚を広げられるようになっても、実際の動作でその可動域を活かせなければ、パフォーマンス向上にはつながりません。 また、筋肉を無理に伸ばしすぎると、筋肉の防御反応(伸張反射)が働き、逆に硬くなってしまうこともあるのです。
そのため、ストレッチだけに頼らず、適切な運動と組み合わせることが重要です。
柔軟性UPには運動が不可欠!

可動域を広げるだけでなく、「その可動域でしっかり動ける状態を作る」ことが大切です。 ストレッチで筋肉が伸びても、脳がその可動域を「安全」と認識しなければ、すぐに元の状態に戻ろうとします。
そのためには、ストレッチに加えて モーターコントロールを高めるトレーニング を行うことが効果的です。 モーターコントロールとは、脳と筋肉がスムーズに連携して、意図した通りに体を動かせる能力のことを指します。 この能力が低いと、可動域が広がっても、その範囲で正しく動くことができず、怪我のリスクが高まる可能性があります。
nicoriGYMでは、柔軟性を向上させるために ストレッチと運動の組み合わせ を重視しています。 単に筋肉を伸ばすだけでなく、実際の動作の中で柔軟性を活かせるようなトレーニングを行うことで、より実践的な柔軟性を獲得することができます。
軽い負荷での可動域トレーニング ストレッチマシン

当ジムでは、ストレッチマシン 『リフレキシブル(現IMPRO)』 を導入しています。 このマシンを活用することで、単なるストレッチだけでなく、 動作を伴った可動域トレーニング を行いながら、より実践的な柔軟性を獲得できます。
ストレッチマシンの特徴
・筋肉を無理なく伸ばし、自然な可動域の拡大をサポート
・軽い負荷をかけながら動作を行い、モーターコントロール(筋肉のコントロール)を強化
・神経-筋の繋がりを強化し、実際の動きの中で柔軟性を活かせるようにする
例えば、
・太ももや股関節の柔軟性を向上させるストレッチ → よりスムーズな歩行や階段の上り下りができるように。
・可動域を広げた状態で軽い負荷をかけ、神経-筋の連携を強化 → 怪我の予防やスポーツパフォーマンスの向上
・使える柔軟性を身につけるための運動パターンの習得 → 普段の姿勢や動作が改善され、快適な体の使い方が身につく
このように、リフレキシブルを活用することで、単なる柔軟性向上ではなく「動作の質」を高めることができます。
nicoriGYMのトレーニング 自転車に乗るように、身体もスムーズに使いこなす

初めて自転車に乗るとき、最初はバランスを取るのが難しく、ぎこちない動きになりがちです。 しかし、練習を繰り返すことで少しずつ安定し、最終的にはスムーズに乗りこなせるようになります。
人の身体も同じです。 普段使わない動作や姿勢は、最初はぎこちなく感じますが、繰り返し練習することで徐々にスムーズに動かせるようになります。 つまり、適切なトレーニングを通して 「身体の使い方」を学ぶことで、柔軟性も高まる のです。
nicoriGYMでは、筋肉を鍛えるだけでなく、脳を鍛えるトレーニングも行っています。 なぜなら、身体を動かす指令塔は 脳 だからです。 脳が正しく働き、適切な指令を出せるようになると、日常生活の動作もスムーズになります。 歩行や階段昇降の際に無駄な力を使わず、可動域を大きく活用できるようになるのです。
反対に、普段から限られた可動域で生活していると、筋肉を使う機会が減り、次第に硬さにつながる可能性があります。 適切な運動を取り入れ、身体の使い方を学ぶことで、しなやかに動ける柔軟な体を手に入れましょう。
まとめ

柔軟性を高めるには、ストレッチだけでなく「使える」可動域を獲得することが大切。 ストレッチ + 運動を組み合わせることで、 実際の動作で活かせる柔軟性を手に入れることができます。
nicoriGYMでは、ひとりひとりに合わせた柔軟性を高めるための最適なアプローチを提案します。 「柔軟性を上げたい」「しなやかに動ける体を作りたい」という方は、ぜひ一度体験会にお越しください!
体験会は、こちらからお申し込みいいただけます!