脳梗塞・脳出血のあと、パーソナルジムでできる“安全な運動”とは
- ブログ
脳梗塞・脳出血は「脳卒中(脳血管障害)」に分類される病気で、 発症直後(急性期)は医療機関での治療が最優先です。
その後、治療や医療リハビリが一段落したあとに、 「体力が落ちた」「歩くのが不安」「片側がうまく使えない」と感じる方も多くいらっしゃいます。
この記事では、回復期〜維持期において、 nicoriGYMがどのように安全な運動習慣づくりをサポートできるかをお伝えします。
第一に:急性期は医療が最優先
脳梗塞・脳出血は、発症直後の対応がとても重要です。 急な片側の力が入りにくい、ろれつが回らない、顔の片側が下がるなどの症状がある場合は、 迷わず医療機関を受診してください。
nicoriGYMが関わるのは、 医療機関での治療・指示があり、状態が安定している段階です。 運動を始めるかどうかは、必ず医師やリハビリ専門職の判断を尊重します。
脳梗塞と脳出血の違いをやさしく整理
脳梗塞は血管が詰まることで起こり、 脳出血は血管が破れることで起こります。
どちらも脳の細胞がダメージを受けるため、 運動・感覚・言葉・バランスなどに影響が出ることがあります。
回復期・維持期に多い体の困りごと
- ・片麻痺(半身の動かしにくさ)
- ・筋肉のつっぱり・こわばり
- ・関節の動かしにくさ
- ・歩行の不安定さ、ふらつき
- ・疲れやすさ、姿勢保持のつらさ
これらは、病気そのものだけでなく、 動かす量が減ったことや体の使い方の偏りが影響していることもあります。
nicoriGYMで目指すのは「安全に動ける体」
nicoriGYMでは、強く追い込む運動は行いません。 今の体で、無理なく安全に動けることを大切にしています。
土台が不安定だと、動作で疲れやすくなります。 まずは座る・立つといった基本姿勢の安定を高めるところから始めます。
- ・転倒を防ぐこと
- ・疲れすぎないこと
- ・左右差や動きのクセを整えること
GYMでできるサポート例
① 姿勢の安定(座る・立つ)
姿勢が安定すると、歩く・手を使うといった動作が楽になります。
② バランス練習(転倒予防)
支えのある環境で、安心してバランス感覚を養います。
③ 下半身の軽い筋力づくり
立ち上がりや歩行を支える筋肉を、軽い負荷で安全に使っていきます。
④ 関節を動かすサポート
肩や股関節など、日常生活で使う範囲を目安に動かします。
⑤ 呼吸とペース配分
疲れすぎないよう、休憩と呼吸を大切にしながら進めます。
自宅でできる軽い運動の例
ここでは、取り組みやすい軽い運動の例を紹介します。
※体調に不安がある場合は無理をせず、医療機関へご相談ください。
● 椅子からの立ち座り(少回数)
- ・椅子に浅く座る
- ・手すりや机に軽く触れてOK
- ・ゆっくり立つ → ゆっくり座る
- ・まずは3回〜5回から
● その場足踏み(支えあり)
- ・壁や机に手を添える
- ・小さく、ゆっくり行う
- ・10秒〜20秒から
● 足首の曲げ伸ばし(むくみ・つまずき対策)
- ・座ったままでOK
- ・つま先を上げる/下げる
- ・左右それぞれ10回程度
大切なのは、体調に合わせて続けることです。 できない日があっても問題ありません。
こんなときは運動を中止してください
- ・急に片側の力が入りにくくなった
- ・ろれつが回らない
- ・強いめまい・頭痛
- ・息苦しさや胸の痛み
- ・いつもと違う強い疲労感
少しでも不安があれば、早めに医療機関へ相談しましょう。
無理なく、でも止めない。
あなたのペースで、少しずつ「動ける体」を育てていきましょう。








