その腰痛、筋力不足より”使い方のくせ”が原因かもしれません
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「腰痛には筋トレが必要」と聞いたことがある方は多いと思います。でも、一生懸命トレーニングしているのになかなか良くならない、という方もいますよね。
実は、腰痛の原因が「筋力不足」だけとは限りません。それよりも、毎日の体の使い方のくせが、腰への負担を積み重ねているケースがとても多いです。
「くせ」と聞くと、自分が悪いことをしているように感じてしまうかもしれませんが、そうではありません。日常生活の中で自然に身についた動き方が、知らないうちに腰に集中してしまっているだけのことです。
そのくせに気づいて、少しずつ動き方を整えていくことが、腰痛を繰り返さない体づくりへの近道になります。
「筋力をつければ腰痛が治る」は、半分しか正しくありません
腰痛対策として「腹筋を鍛えましょう」「背筋を強くしましょう」とよく言われます。筋力が体を支える力になることは確かです。ただ、筋力だけを鍛えても改善しないケースが少なくないのも事実です。
なぜかというと、体の使い方のくせが残ったまま筋力だけがついても、負担のかかり方そのものは変わらないからです。
たとえば、いつも腰だけを使って体を起こす動きをしていると、どれだけ腹筋を鍛えても、その動作パターンが変わらない限り腰への負担は続きます。
大切なのは、筋力をつけることと、動き方を整えることをセットで考えることです。
腰への負担を積み重ねやすい「体の使い方のくせ」とは
日常のどんな動きが腰に負担をかけているのか、具体的に見てみましょう。
⚫︎ 立ち上がるとき、腰から先に動かしている
⚫︎ 前かがみになるとき、股関節ではなく腰を曲げている
⚫︎ 重いものを持つとき、足や股関節を使わず腰だけで持ち上げている
⚫︎ 長時間座るとき、骨盤が後ろに倒れた状態で背中を丸めている
⚫︎ 歩くとき、お尻や太ももではなく腰まわりで体を運んでいる
どれも「やってしまっている」と感じるものがあったかもしれません。これらは意識的にやっているわけではなく、長年の生活の中で自然に身についた動き方です。だからこそ、自分では気づきにくいのです。
こうしたくせが積み重なると、腰だけが頑張り続けることになり、じわじわと負担が蓄積されていきます。
腰が頑張りすぎてしまう理由は「股関節と体幹」にあります
腰に負担が集まりやすい体には、共通して見られる傾向があります。それが、股関節の硬さと体幹の使いにくさです。
股関節は、体の中でも特に大きな動きを担う関節です。本来、前かがみになる・しゃがむ・歩くといった動作は、股関節が主役になって動くのが理想的な形です。
ただ、股関節が硬くなっていたり、うまく使えていなかったりすると、その代わりに腰が動こうとします。腰は本来それほど大きな動きを担う部分ではないので、無理が続くと痛みや張りとして現れてきます。
同じように、お腹まわりの体幹がうまく働いていないと、背骨や腰まわりの筋肉が安定させようと過剰に緊張します。これも腰への負担につながります。
つまり、腰痛の改善には「腰そのもの」だけでなく、股関節の動きやすさと体幹の使い方を整えることがとても重要になってきます。
nicoriGYMで行う「動き方を整える」アプローチとは
nicoriGYMでは、いきなり負荷をかけるトレーニングではなく、まず体の動き方のくせを確認するところから始めます。
具体的にはこんな流れで進めていきます。
⚫︎ 今の体の使い方のくせや、動きにくい部分を確認する
⚫︎ 股関節・骨盤・体幹がどのように連動しているかを整理する
⚫︎ 腰に頼りすぎない動き方を、体に覚えさせていく
⚫︎ 日常でも自然に使える動作パターンを少しずつ身につける
⚫︎ 体の変化に合わせて、その日の内容を調整しながら進める
「正しいフォームで鍛える」というよりも、「体が自然に動けるように整えていく」イメージです。
これまで運動習慣がなかった方や、体力に自信がない方でも取り組みやすい内容から始められるので、「運動は苦手」という方も安心して始められます。
動き方が変わると、腰への負担の感じ方が変わってきます
体の使い方が少しずつ変わってくると、日常の中でこんな変化を感じられることがあります。
⚫︎ 椅子から立ち上がるときの腰への負担が減ってきた
⚫︎ 長時間座っていても、以前より楽に感じる
⚫︎ 前かがみの動作がしやすくなってきた
⚫︎ 歩いているときの腰の重だるさが軽くなった
こうした小さな変化が、「腰痛と付き合いながら動ける体」への積み重ねになっていきます。
一度身についた動き方のくせは、すぐには変わりません。ただ、少しずつ体に新しい動かし方を覚えさせていくことで、腰が楽になる瞬間が増えていきます。その積み重ねが、腰痛を繰り返しにくい体につながっていきます。
「くせに気づくこと」が、腰痛改善の第一歩になります
腰痛は、筋力が弱いから起きるとは限りません。長年の体の使い方のくせが、知らないうちに腰に負担を集め続けていることがあります。
そのくせは、自分ではなかなか気づけないものです。だからこそ、専門的な視点で体の動き方を確認しながら、少しずつ整えていくことが大切になります。
「鍛えるより先に、整える」という考え方で進めていくことで、腰への負担は少しずつ変わっていきます。
腰痛が続いている方、何度も繰り返してしまう方は、体の使い方という視点から見直してみることが、新しいきっかけになるかもしれません。








